誓って言うけど、宇宙人はいる!『グレースフィールド・インシデント』

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マジでいますねw
宇宙人。
UFOも絶対来てます。地球に。

オレは昔から信じて疑っていなくて、『Ⅹ-ファイル』が死ぬほど好きで、いまだにベスト海外ドラマだし、いつかロズウェル事件の真相を誰かが解明してくれるように願っていたりするw

宇宙人もUFOもロマン。
最高ですよホント。

宇宙人が地球に侵略してくるとすれば、どんな形でやってくるのかって一度は誰もが考えたことがあるw たぶんねw

有名な宇宙人侵略映画といえば、どうしても『インデペンデンス・デイ』とか『宇宙戦争』みたいな派手に戦争しかけてくるタイプの超大作になってしまいますが、個人的には『ダークスカイズ』みたいなのが一番現実感があってゾッとします。

悪質な心理攻撃と絶対的な超常パワーで人間の無力感がハンパなかった。
ほとんどオカルト映画のような気持ち悪さで、本当に怖すぎた。

そこで『グレースフィールド・インシデント』ですが、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』以来の映画的大発明であるモキュメント形式によるファウンド・フッテージ・ホラーとなっています。

宇宙人ネタのPOVと言えば、ひっそりと公開された『フェニックス・インシデント 襲来』やら『エリアゼロ』がありますが、いまひとつ「これだ!」って心に残る作品とはなりませんでした。

やっぱ宇宙人をもっと前面に出してこないとダメですよね。
肝心の宇宙人演出が遠慮がちで、ユルかったので、『グレースフィールド・インシデント』も心配でした。

心配ご無用でした!w

宇宙人の演出のされ方が完璧w
これこそあるべき形の宇宙人POV!

最初は音や声だけの気配だけで、人間側のパニックぶりが高まるのと並行して、宇宙人側も思い切り良く登場してバンバン襲ってきますw

やっぱ襲ってこないと怖くないですからねw

そんな具合で、この映画は怖がらせ方においてしっかりと段階を踏んでくるので信用度が高いです。

しかも、POV映画として構成が文句なし。
冒頭のノンキなホームビデオのノリからUFO墜落で空気を一転させて、さらに「夜の森で迷子」というお約束展開での安心感、後はみんながテキトーにテンパりまくって、宇宙人にひたすらアブダクションされていくというムダのなさ。
このメリハリの効いたバランス感覚がこのジャンルでは必須。

宇宙人パワーが未知すぎてもはや何が起きているのか分からないから、みんなほぼ叫んで、わめいてるだけなのが良かったw

POV表現に関しても通常のビデオカメラだけではなく義眼カメラ、監視カメラが設定されていて、それぞれの特徴を活かした見所が用意されている。
特筆はスマホ。
これまでにない新しい使われ方をしていて、ガンバっているなぁと感心してしまいますw

思わずのけぞるような怖いシーンがかなりあって、本当にビビりますし、演出的にも向上心が高い。
「ちゃんと見せなくてもいい場面」と「しっかりと見せる場面」の使い分けも見事になされている。
お金もちゃんとかけているのも偉い。

そして、なんと最後はホッコリさせてくれるw

どうでもいいことですが、後半はM・ナイト・シャマランへのリスペクトとしか思えない感動的な流れになって、心の底から『サイン』が観たくなること必至w

つまり、『グレースフィールド・インシデント』は間違いなく面白いよ!w
宇宙人もいるよ!w

宇宙人実在度 100点満点!

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