Netflixオリジナル 無慈悲すぎるよ!『慈悲』なんて一個もなかった!

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いつもご訪問ありがとうございます。
久しぶりの更新です!

もう暖かくなってきましたね。
夏が近くなってきたような気持ちで、なんか嬉しくなります。

怖い映画の季節到来もまもなくということで、夏に向けて出来る限り頻繁に更新していこうと思っています。

今回紹介するのは、毎度おなじみの信頼のブランド、Netflixオリジナルw
映画は『慈悲』ってヤツです。

母親の死期が近いということで、実家に帰省した兄弟と父親違いの兄弟の話です。
遺産についての会話が何度も出てくるので、熾烈な遺産争奪戦に展開するのではと誰もが思うんですが、まるで思いもよらない方向へ展開していきます。

原題は”Mercy”なので、まさしくそのままの邦題です。

これははっきりいって、面白かったですw

怖いんだけど、映画として意表を付いた作り方をしていて、ベタなようで実は向上心の高い作品だと思いました。
時間軸をずらす構成もよくあるんだけど、凄く効果的。
ストーリーへの興味を引かせる工夫に、作り手の頭の良さを感じました。

「マスクを被った正体不明の敵に一軒家が襲われる」と聞くと、有名なところでは『ストレンジャーズ』とか『サプライズ』を思い出しますが、『慈悲』はそのどちらでもない。

伏線が実は賢く散りばめられていて、登場人物の母親に対する態度にもどこか違和感を覚えます。

90分にも満たない作品ですが、計算高く、ムダがなく、不条理殺人とはまた違った人間の恐ろしさを表現できていて秀逸でした。

襲われる側と襲う側の双方の葛藤が良く描かれている点で人間ドラマとしても優れていた。

ラストは無慈悲の一言。
救いようのない話を観たい人にはオススメですw

無慈悲度 100点満点!

公式サイト

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