『ブラック・クリスマス』

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ジェイソン・ブラムのフィルモグラフィでは一番の汚点であり、寒気がする酷さ。

ずっこけファウンド・フッテージの『死霊高校』が傑作だったのだと積極的に思い込みたくなるほどの面白く無さ。

これって本当に『暗闇にベルが鳴る』のリメイクなんですかね?

寮って部分以外は何一つ共通点ないのにw

こんな不自然で、無責任な改悪せずにストレートに作った方がホラーとしては良かったのに。

変に意識しまくるフェミニズム色の過剰アピールがナンセンスで空回り。

女子高生たちが寮で正体不明の殺人鬼に次々と殺されていき、ヒロインが対決するスラッシャー映画のようでありながら、ここぞとばかりに鼻息荒くしての被害者意識満々の臆面もない軽薄男性罵倒映画。

下品で極端に差別的に描かれたキャラクターしか存在しない世界観で、女性蔑視やレイプ被害という部分が表面的に強調されるだけで、下心が見え見え。

何も胸に響かず、映画として本気で滑っていた。

ホラー映画をちゃんと作る気ゼロ。

雑で失笑を誘うだけのしょーもなさすぎる脚本と気弱で女々しい人殺し演出で興ざめ必至w

男性を蔑み、女性優位を訴えたいがために用意してみた白々しいラスト。

必死に叫んでいた「闘う女性」の姿はただの虚しい戯言だったのだ。

いやー、こんなゴミ映画作ってしまったら生きていけないよね。

ソフィア・タカールさんよ、オレだったら顔まっ赤っかですわw

表現者としてひたすら稚拙で未熟。

実はフェミニストをバカにしてて、偏重されるフェミニズム自体を皮肉りたいのでこんなに誇張された男女の対比になっているのかも知れないが、そんな意図があってもなくても、冗談でも大真面目でも、いずれにせよメチャクチャ寒かったのが誰もが認めざるを得ない事実w

オレが推測するに、作った本人には面白い映画を作るためのポリシーも信念もなく、実はただの男嫌いの男性不信の権化で、男を一方的に悪者にして攻撃したいがために、私怨に近い歪んだ思想を世の中に発表できる都合の良い場所を提供させてもらったというのが本音でしょうね。

その大義のために、わざわざ安いB級ホラーをチョイスしたというのが良く分からないですがw

社会の情勢の変化に敏感なジェイソン・ブラムさんの元だからこそ作りやすかったのかもしれないですね。

ブラムハウスという整った環境でのうのうと作らせていただけたことに感謝ですね。ジェイソン・ブラムさんの器と懐の深さに甘えさせてもらっただけw

実際に映画自体もヒットせず、評価も底辺レベルで、エンタメとしても女性映画としても支持されない失敗作であることを証明してしまった。

『ブラック・クリスマス』は無能という意味で殺人的。映画的災厄。

メリークリスマス!

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