『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』

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メチャクチャ退屈でしたw

何をやってんのかなぁって。

ニコケイどうこう以前に映画としてこれは公開しちゃダメなレベル。

基本を無視して、やるべきことやらないで、エゴむき出しに見栄を張りたかった人の典型的失策。

相手はドン引きなのに、気づかずにそれが本気でカッコいいと思って作ってるので、地獄でした。おぞましいぐらい寒気感じましたね。

映画好きの皆さんによるかなり絶賛の評価もあったし、ロッテントマトでもほぼ満点出してたので、どうなんだろって思ってたんですが、ただの芸術気取った安い映像のオンパレード見せられるだけですw

画面に変な色を着色しただけで個性出せると思った勘違い映画。

カルト教団にカミサン殺されたニコケイが復讐するってことなんだけど、『ジョン・ウィック』みたいなストレートな復讐話に注力しておけば良かったものを、全然素直じゃない。

くだらない不要な前置きばかりに時間割いて、いつまでも何も起きないんですよね。

ブツブツなんか独り言みたいな戯言ノタまってるだけのキャラクターとただガチャガチャした画面演出がうるさいし、邪魔すぎて辟易。

ここでこんな変なアニメ効果入れておけばクールだよねーみたいな不真面目さが嫌い。

出来としては、偉大な憧れの映像作家さんたちへの思い入れだけで先走って作った素人動画でしかないですw

ヤク中の幻覚みたいな感覚のくだらない映像繋げてお洒落にしてやろうって頑張ったんだろうけど、ひたすらつまらない。

監督の自己満足オナニー動画w

この映画を冷静に退屈だと言える人は、ちゃんと映画分かっているなぁって思いますw

いやー、残念でした。

もっとちゃんとした映画が観たかった。

カミサンのマンディさんがいつまでも全然殺されないので眠たくなるし、ニコケイはいつも通りマトモに話できない役でただ言葉足らずで唸ってましたし、カルト教団はただのノロマなバカの集まりで失笑するし、後半の逆襲始まってからの頭悪い武器振り回しての殺し合いも、ノラリクラリとしたテンポの悪さでぎこちない。

そもそも、その頃にはこちらの興味はほぼ喪失してるのでまったく盛り上がらないし、興奮もしません。

監督個人の色々な好きな要素をごったごった煮込んだだけの鑑賞者を無視した痛々しい惨状だけが広がってました。

パノス・コスマトスさんはお父さんが面白い映画ばっかり作ってた人なんですよね。

海の底でウォッカ見つけて飲んだら物体X級のおかしな化け物になる『リバイアサン』とか旅客列車がテロリストに乗っ取られたのに、ついでに列車内で変な未知の病気も感染拡大してしまって、面倒臭いから全員殺しちゃえってことで列車ごと脱線させようとするパニック映画『カサンドラ・クロス』とか寡黙な殺し屋スティーブン・ラングさんがよりによってラジコン使って不器用に大統領暗殺しようとする『ザ・ターゲット』とかね。

お父さんを見習って、もっと素直になって欲しい思いました。

頑張ってください。

公式サイト

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