『ナイト・ハウス』

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またディズニープラスですw

ディズニーイメージにこだわらずに、怖いコンテンツに力入れてるのかな?

このおっかなそうな作品もここでしか配信してないので、なんだか得した気分で観てみました。

いきなりの思いもよらない夫の衝撃な拳銃自殺でどんよりと落ち込む鬱病なカミサンが、亡き夫のドス黒すぎる深い闇と秘密に正気を失っていく地獄なストーリーで慄きました。

自殺夫が建てて残してくれた家、つまり事故物件での一人暮らし生活なんてやっぱ怖すぎますねw

そんでもって、唐突自殺夫が作ったこの家がなんかやっぱ変、家に隠された危険な魔力とかがあるわけで、何が起きてるのか知らないが、暮らしには向かないのでガチバチでヤバいよねってゆー災厄な家ホラーです。

単純なオバケ出たとかでもなくて、ちょっと斬新な切り口とスタイリッシュな表現で攻めてくる上等な作品です。

家自体が知能と意識を持って呪いを発信していた『レフト 恐怖物件』なんかもあったけど、気持ち悪さと怖さでは断トツでこっち。

ただでさえ不幸に見舞われ失意なカミサンの身に降りかかるいないはずの何者かの邪悪な気配と起きているのか眠っているのか分からない精神状態での、川の向こう岸に見える事故物件な自宅が真逆に反転した瓜二つな世界という悪夢のビジョン。

自殺夫からのあの世からのスマホ使っての呼び声もあったりして、『サイレントノイズ』系かと思わせての、中盤からの遺し持ち物調べで発見してしまう生前の「女の影」。しかも複数というね!w

カミサンのショックは尽きませんw

こちらの希望的観測としては、「どーせ好き者ヤリマン女作りまくって、カミサンにはできない過激なSMセックスの奴隷開発したんでしょ!」ぐらいのノー天気なお気楽な前向きな想像をしてしまいたいぐらいに話はそういとも簡単には幕を下ろさせてくれませんw

ますます不穏に、嫌な予感漂わせて、色恋欲情複数不倫どころじゃないマジで身の毛のよだつジャウマ・パラゲロの映画ぐらい真っ黒にドス黒く、触れちゃダメなあちら側の世界の禁断の扉開いちゃったレベルなただならぬ真相明かされちゃう後半はマジで地獄だし、呪われすぎてた。

ジェームズ・ワンとかでも似たような話はあったが、語り口の技術なんかが凄く研ぎ清まされて提出されているなぁと感心してしまうのがこの『ナイト・ハウス』だし、動揺させるほどの創意工夫されたクソ怖いビジョンが悪魔的に計画されていき、神経病んだレベッカ・ホールさんが自殺夫を恋しがるあまりに頭おかしくなっていく様子も迫力満点の名女優の証をまざまざと刻んだわけです。

つまりセンス溢れてるってことで、やっぱ結局は作り手のセンスってことになっちゃうんでしょうねw

要するに面白いので観て!w

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