『デーモン・インサイド』

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美人のカミサンがサイコなシリアルキラーだったことが判明しちゃったレズビアン夫婦の殺し合いを描いたバイオレンス。

平和な日常を送る仲睦まじいカップルの間に不信が起きて、そこから破滅へと向かっていく。

主演ハンナ・エミリー・アンダーソンのクールでセクシーなサイコキラーっぷりが最高。

美しいハンナさんが一瞬で冷酷な殺人鬼に変貌する場面が怖すぎw

『ジグソウ:ソウ・レガシー』でのジグソウマニアの変わり者の検視官役で気になったが、この『デーモン・インサイド』は一番の代表作になると思う。
最近では『X-MEN ダーク・フェニックス』でジーン・グレイの母親を演じていたりして、これから注目すべき女優の一人。

作品の迫力は『エスター』『屋敷女』には遠く及ばないが、震撼のショッキング演出と凝ったカメラワークにゾクゾクさせられる。

夫婦が繰り広げる修羅場としては『ホワット・ライズ・ビニース』以来の抜群の面白さw

単純な殺し合いじゃなくて意外な展開を最後まで見せるし、主演二人の緊迫なパフォーマンスが素晴らしかったりした。

脚本が若干ユルくて、イライラする場面もあるんだけど、そこを差し引いても傑作の部類。

サイコパスってなんかある意味純粋で、信念が強い。
だからこそ言葉に説得力があり、行動力もハンパない。
人間として憧れてしまうよねw

サイコパスならではの一本筋の通った思想というか、価値観というかね。
ブレない生き方がカッコいい。
フラフラしながら妥協して生きているオレに、彼女は圧倒的正義と思わせてくれた。

サイコパスだけどw

サイコパスはすこぶる魅力的ってことは断言できますなw
美人ならなおさらw

『デーモン・インサイド』もそんな気持ちに嘘をつけなくなる魅惑な1本。

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