7月19日公開!『チャイルド・プレイ』試写会。

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最高に楽しかった!

みんな大好きなチャッキーのリブート版です。

期待はそこそこで、不安の方が大きかったんだけど、大傑作になってました。

見事に洗練され、生まれ変わったチャッキー像が表現されていた。
リブートした意味がちゃんとあった。

殺人鬼の魂が乗り移った呪われた人形が襲い掛かってるだけの単純な80年代の設定から、テクノロジーも生活環境も複雑に変化して、進化もした現代ならではの意識の高い作品になっていた。

今度のチャッキーはAI搭載で、クラウド同期で、スマホや家電とも連動したIot仕様だ。
Amazonのアレクサがさらにハイテク化した知育玩具として成立した姿が、新しい時代のチャッキーなのだw

WBSのニュースでも取り上げられそうなチャッキーの「製品」としての見せ方がセンスよし。

ストーリーも社会派で、チャッキー誕生の背後には労働搾取が存在し、貧困、2パック殺人事件、大企業による製造物責任なんかが散りばめられている。
主人公の少年が母親の彼氏に精神的に脅かされていたりするのも母子家庭でありがちな闇かもしれない。

リブート版はそんな感じで現代的なアレンジがとにかく素晴らしくて、感動しないヤツはいないと思う。

チャッキーのルックスも圧倒的に不気味で、ブサイクで、マジで気持ち悪いw
子供のおもちゃとしては不健全でしかない異様なビジュアル。

『悪魔のいけにえ2』という名作ホラーへの畏敬の念を感じさせながら、最新型チャッキーが人知れず器用に惨殺を展開する演出はスラッシャーの基本を踏襲して安心感もある。

残酷表現も妥協していないので、その手のファンの人にもアピールが行き届いている。

『チャイルド・プレイ』リブート版は、リブートとしての面白さがはっきりと表現され、その意味でも完成度がハンパなかった。

かなーり頭がキレていた。

作り手の志の高さに胸を打たれる感動作。
何よりもちゃんと怖い本格ホラーなのだ。

必見。

公式サイト

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