『ブラック・シープ』

スポンサーリンク

ニュージーランドの牧場で、危険な遺伝子操作によって生み出された人口羊が、私利私欲とエゴにまみれた人間社会に思わぬ復讐をしかけるのだ。

羊さんがこんなグロテスクな生き物として描かれるなんて誰が思いまっか?
かなりおっかなくて驚きました。

羊がドーン・オブ・ザ・デッド並に凄く襲ってきてた。

阿鼻叫喚の光景広がってましたわ。
思いのほか大変な事態でしたw

だって、しょせん羊ですからね。

メーメーと女々しく鳴いて、のどかに、牧場でのんびり小粒ウンコしてるような動物ですよ羊なんて。

あんまり攻撃的で、凶暴なイメージないですから。
サメやクマとかならまだしも羊ですからね。

イノシシの怖いヤツあったんですよね、結構前に。
『ボア』だかっての。

酷い映画だったけどw

ネタとしてはイノシシもまぁ分かる。

だけど、羊ですよアンタw

いやー、羊もバカにできない時代なんですね。
令和って凄いなぁw

かつてなかった羊表現でした。
これまで誰も想像もできなかった羊の変貌をまざまざと見せられてしまいました。
とんでもない映画でした。

羊がただなんとなく怒って、ドカドカ襲ってくるだけの単なる動物パニック物なのかと思ってたら、これがまた意外にもストーリーに芸があるというか。
ストレート過ぎないのが好きです。

後半はニール・マーシャルかと思いましたけどねw
ほとんど『ドッグ・ソルジャー』の羊のヤツみたいなことやってたしw

特殊効果やメイクアップもお金かかった上等な出来で、社会風刺が意識されたブラックコメディな作風も小気味良かった。

こんな映画は全然観る気はなかったし、借りるヤツがなくて嫌々借りただけだったので、本当に嬉しいまさかの面白さでした。

『ブラック・シープ』は羊映画に残る最高峰です。そんなジャンルないけどw

羊についての別に知りたくもなかったけど、別に知ったとしても困らない新しい魅力が発見できますのでぜひ。

冗談抜きで、マジで傑作でした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。