“待てよ、そもそも『クローバーフィールド』っていったい何なの?”
いきなりですが、ついついそう冷静に考えてしまうんですよね。
皆さんも考えたことあると思うんですよね。
このシリーズというかユニバースというか、なんでしょうね。。。。オレが思うにかつてない映画的企画だと思います。
壮大で、実験性が高く、自由で、長期的な一大プロジェクトなんじゃないかと。
なんとなくJJエイブラムズの個人的なライフワークに言葉巧みに付き合わされてるのかなって気もしますw
『クローバーフィールド』は、その巧妙かつ大胆なプロモーションも効果的で、映画の枠を超越してネットにまで世界観を広げてきました。
映画でありながら、そこでストーリーを終わらせない大掛かりな作品世界が魅力でもあります。
作品自体も何もかも謎めいていて、実際のところは謎しかありませんw。
まるで全容がつかめないどかしさで、新作が公開されるとやっぱり観てしまうという仕組みw
作品ごとに表現方法をコロコロ変えてくるのも向上心が高くて素晴らしいですよね。
1作目はPOVパニック、2作目は密室サスペンスでした。
そして、最新作『クローバーフィールド パラドックス』ですが、これは凄いですw
この映画は、すべてが突き抜けていました。
いきなりのブットび展開で腰が抜け、その後も信じられない出来事が連発して腰がずっと抜け続けるという恐るべき作品でしたw
ショッキングでしたねー。。。いやー、ショッキング。
何がどうなっていて、その先どうなるのかまるで検討もつかないし、ひたすら「ヤベーヤベー」ってつぶやいてましたw
動揺を隠すために無意味に笑ったりもしてみましたw
前回紹介した『ライフ』のような恐ろしい宇宙ホラーとも言えますし、でもそれとは何か別の得体の知れない映画でしたw
恐ろしいんだけど、画面に映っている状況が未知すぎて頭が真っ白になるというねw
どこかオカルトに近い気持ち悪さをオレは感じましたね。
ワケがわからないけど、本能的にデンジャラスだってことだけは分かるという心情w
しかし、これだけははっきりと言えます。
謎が解かれてきたw
そう。
今回、ようやく『クローバーフィールド』がなぜ起こってしまったのかそのヒントが仮説という形で提示されます。
その意味でSF色は一番強いと言えるでしょう。
言えるのはそこまでw
『クローバーフィールド パラドックス』
絶対に観るべきだし、観賞後のなんとも言えない胸のざわめきがハンパない最新作です。
興奮やらショックやらでパニック状態必至。
同じような動揺を皆さんにもぜひ体験して欲しいと思います。