う~ん。。。怖いのか怖くないのか分からなかったですねw
たぶん怖かったのかも。。。自信ないですがw
アーミー・ハマーさん演じるどうもイケ好かないバーテンダーが、お客の学生たちが落としたスマホ拾ったら、なんか知らないけど呪われて正気を失う話です。
正直、何やってるのか全然分からなかったです。
そもそも作り手がやりたいことが分かってるとは思えないんですよね。
スマホによって呪いが発動してくるのはミレニアル世代ならではの手法なのでまぁいいとして、その後は支離滅裂でしかない。
カルトとかグノーシス主義とか色々と興味深い要素は提示されて、期待させるんですが、登場するあらゆる謎がすべて放置w
怖い演出もあるにはありますが、もはや怖いとか怖くないとか以前の話というかねw
基本的なところでつまずいてる映画ですねw
主人公がただのアル中のホワイトトラッシュだし、基本的に出てくるキャラクターは魅力ゼロ。
後半は呪いのせいなのかアル中のせいなのか知らないけど、アーミー・ハマーさんが勝手に正気を失って、いろんな人に逆ギレしまくるだけ。
どう考えても呪われてたダコタ・ジョンソンさんの精神状態とか気になる部分があるのに、そこも一切素通りw
呪いの発祥とかメカニズムがあやふやなので、どんな呪いが起こっているのか誰も教えてくれないw
面白くなりそうな話だし、恐怖のアイテムは散りばめられてるんだけど、最後まで何も生まれないですね。
今世紀、最もゴキブリに頼りすぎの映画ナンバーワンかもしれないw
ゴキブリですべてがごまかされて、放り投げられるラストは唖然としましたw
アル中とゴキブリには関わりたくないと心底思わせた作品としては分かりやすい表現でした。
アーミー・ハマーさんはこの世で最も演技の才能をムダ使いしている報われない不憫な役者なのかもしれない。
そんな気持ちになった映画。