『死霊館のシスター』

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いやー、観ました!
上映終わる数日前だったので、焦りながら頑張って観てきました。

もーね、やっぱこのユニバースはずば抜けた面白さ。
どの作品も、才能とお金をかけたホラー大作としての貫禄と迫力が凄いし、恐怖シーンでの表現力が毎回神がかり的。

今回も怖かったですねー。
つかみが相変わらず上手いんだよね。
冒頭のプロローグの時点で、作品世界への引き込み方が天才としか思えなかった。

タイムラインとしては『死霊館』や『アナベル』よりずっとずっとずっと昔で、すべての呪いの元凶で、最初の発端の話。
ここで描かれている呪いが、『死霊館』でも『アナベル』でも物語の裏で蠢いていたわけです。
だからこそビジュアル的にも表現の意味でも『死霊館のシスター』は最もド派手で、色々と思い切っていた。

ホラーってどうしてもこじんまりとおとなしい描写になりがちですが、この映画は景気が凄くいいですねw

そもそも主役の尼さん、ヴァラクさんが死ぬほど怖いw
あのルックスがもはや反則ですよねw
怖すぎるもんw

尼さんと言えば、俺にとっては『天使にラブ・ソングを…』の印象が強いw
あの微笑ましいイメージをまんまとブチ壊されてしまったのでトラウマ的な怖さとなりました。

ヴァラクさんの呪いのパワーが異常。
ユニバース最強の敵。

後半の次から次へと展開する呪い地獄は見応え抜群で、「ヴァラクさん、さっすが!」なんて不謹慎にも思ってしまうほどでしたw

エンフィールド事件でやっつけたように見えましたが、いつかまた登場するなコリャw

ヴァラクさんのドドーン!って登場シーンだけで1億点満点の怖さw

1本のホラーとして相当完成度高いですが、ユニバース作品としてもちゃんと作ってました。
『死霊館』やウォーレン夫妻への繋がりもしっかり考えられている。

一番の注目はキャストです。
なんとタイッサ・ファーミガが出てますコレ。
この人は、ご存知の通りロレイン・ウォーレンを演じるヴェラ・ファーミガの実の妹。

顔もほとんどクローンのようにそっくりなので「おやっ?」と思った人も多いはず。
実の妹がキャスティングされているのも、ちゃんと考えられて作られているのだ。

ロレインが持つ霊感力やヴァラクさんに付きまとわれる謎に、タイッサさん演じるキャラクターがちゃんと筋や一貫性を持たせていてるのです。
ですので、今後の最重要キャラとなると推測してます。

そこら辺もユニバースとして本当に完成しているなと感動しました。

『死霊館のシスター』は、呪われちゃ絶対にダメな場所である修道院が思いっきり呪われている時点で怖すぎていた。
『薔薇の名前』以来ですね、こんなに怖い修道院は。

いやー、参ったw

ぜひ観て!

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