なんだろうなぁ、迫力不足のアナベルですねこれはw
男の子バージョン。
原題も『ブラームス』ってなってるしw
続編作るぐらいだからまた気利かせて捻ってんのかなぁって思ってたら、ありがちな当たり障りのない呪いの人形の話にしてました。
ただただ一般的なオカルトホラー。
1作目の『ザ・ボーイ 人形少年の館』は、ジェームズ・ワン映画に慣れ親しんでる先入観と思わせぶりな人形演出にも関わらず、思っていた方じゃない方のガチの危険人物の話だったので本気で驚愕したよね。
ゴリゴリのオバケ映画だと思わせての『ディスコード』に似た「そいつそのもの」が登場してしまうという騙し手法がスマートで見事でした。
続篇はバカ正直にアナベルを退屈な脚本で真似しただけ。
問題児の人形ブラームス君に超常的な力で呪われるだけです。
ブラームス君が辿った流血の黒歴史を振り返って、その歴史がまた繰り返されようとしてますよ。邪悪な呪いで男の子が操られて、家庭崩壊の危機を迎えますよという話。
1作目は伏線とかも含めて念入りに作ってて、後で考えたら背筋ゾクゾクさせてくれるような出来栄えでかなり好きだったし、あのネタを前提として受け継いでおきながらの続編なわけで、その後の展開どうするのかなぁと興味あったんですが、結局は下手にアナベルやっただけというのがね。。。
なんの工夫もなく、アナベルがブラームスになってるだけの話w
だから子供も女の子から男の子に変更とw
今更こんな話見せられても仕方ないですよねw
とうとうラクな方に発想が流れていっちゃいましたねw
これでは1作目の存在の意味がないw
ほぼなかったことにされてしまいましたw
ブラームス君は不気味に佇んでいて、暗闇に浮かぶ青白顔も気づかぬ間の顔動かし芸も良かったし、子役の男の子も可愛らしくもいい演技してたが、1作目を無視した挙句の話のつまらなさw
ウィリアム・ブレント・ベルさんはこれまで悪魔憑りつかれおばあちゃんが怖いファウンド・フッテージの『デビル・インサイド』とか捕まえた狼男さんがブチ切れて暴れまわる『WERウェア』とか面白いのばっか作ってきたけど、続き物は止めた方がいいかもしれないですね。
『ザ・ボーイ』から一度離れて全然違うヤツ作ってください。
せっかくの続編でしたが、1作目がウケたからって理由だけで無理して作った感がどうしても否めないです。
申し訳ないけどw