『ファウスト』
ゲーテの本じゃない方のファウストってことでよろしくお願いしますw
普通に作ってたらスポーンみたいな感じになってたんだろうけど、なんせブライアン・ユズナ監督なんでねw
謎な悪の組織としちゃダメな契約しちゃった人生に絶望した男がファウストなる悪魔なキチガイヒーローに無理やり変身しての殺戮と狂乱。
ゴリゴリのスラッシュメタルをバックにしたグロテスクで、おどろおどろしい異世界感満載の地獄スプラッターが展開。
露骨なエロスと頭の変なキャラクターしか出てこない理解を超えたストーリーw
やっぱスチュアート・ゴードン映画に携わってた人だし、自分の趣味の方向に強く寄っていきたい願望が優先されるので、真っ当なジャンル映画作るはずがないんですw
その時点でそもそもセンスの輝かせ方が違うんで、どうしてもこうなっちゃうんでしょうねw
『KRISTY クリスティ』
感謝祭シーズンでみんな家族と一緒に過ごすんだよーってことで、大学の女子寮はカランカランになってるのに、ヘイリー・ベネットさんだけお金の事情があって居残ってたら、巷で話題の女の子殺しの凶悪な殺人集団が乗り込んでくる話。
清く正しく美しい「クリスティ」な女の子を見つけては、悪魔の敵ってことで、癪に障るので粛清するという活動ってことで、全国股にかけての結構大きなネットワークでやってるみたいですこの人たちはw
ま、荒削りの薄くて浅い思想のなんちゃってカルト教団ってところですねw
優秀な人格者ヘイリー・ベネットさんも「クリスティ」呼ばわりされて、襲われます。
最初はやってられねーよってことで脅えて逃げるしかないヘイリー・ベネットさんですが、もちろんガッツと知性と勇気で返り討ちにしちゃうのだ。
仮面の殺人鬼集団、キャンパス、暗闇、頭の切れる優等生ヒロイン。
ストレートにホラーやってて清々しく楽しめる1本。
ヘイリー・ベネットさんがホラー映画においての戦うヒロインとして完璧でしたw