結構面白いです。
『クワイエット・プレイス』『バード・ボックス』と最近流行りのシチュエーション・ホラーの系統です。
どっかの洞窟で穴を掘ったら、古代から眠っていたらしい蝙蝠をもっとブサイクにしたような変な生き物が目覚めて、世界がテンヤワンヤになっちゃう話。
目立つ音を立てたら、それを感知してやってきます。凶暴なのでとっても怖いですね。
主役の女の子が耳が聞こえないため、彼女の家族もみんなほぼ手話でコミュニケーションを取ります。
手話という有利な手段によって、会話を極力抑えながらのサバイバル展開は結構スリリングで面白いです。ハラハラしちゃいました。
そして、カルト教団という俺が最も恐れる恐怖アイテムが登場する後半。やっぱカルトは怖いっすね。存在が気持ち悪いし、不吉。
登場がいきなり唐突すぎるんだけど、終末世界のストーリーにはだいたい付き物なので受け入れましたw
だけど、そこからが説明不足で、駆け足が過ぎるので、正直丁寧とは言えませんでした。
話が未熟で未完成のまま、90分でまとめるために無理やり終わらせましたみたいな印象。
残念ですが、キーナン・プシカ嬢が見れたのでオッケーですw 手話をするプシカ嬢は可愛かったです。
大好きなんですよね、キーナン・プシカ。同じくネットフリックスの『サブリナ ダーク・アドベンチャー』で主役張ってるみたいなので、そっちも観てみたいです。
キャストは他にもスタンリー・トゥッチやミランダ・オットーなんかも出てて、上手なベテランが平均的な仕事をこなしてる感じ。安心感はありますw
まぁ、どうしても『クワイエット・プレイス』と比べちゃうんだけど、『ザ・サイレンス 闇のハンター』は緊張感も薄いし、何もかもが中途半端という評価になってしまう。
とりあえずキーナン・プシカ嬢が可愛かったので許しましたw
ヒマつぶし程度にどうぞ。