家族総出で交通事故に遭って一家。ある日、植物状態だった母親が目覚めたが、何かがおかしいと察した長女が、近所で原因不明の精神疾患を病んでいる人々を調査する男の子と親しくなったことで、まさかのまさかな家族のとんでもない秘密ってしまう。
なんだかただごとじゃない奇妙な話で好みだったんですが、色々と未熟だし、未完成で、惜しい、惜しすぎる作品でした。
やっぱそもそもがお金も工夫も足りていない貧しい画面の作り方で、話も無理をしすぎていてなんだかなぁという感想。
もっともっと怖く、おぞましく、不気味にできたはずなんだけど、「ありえねー!」ってブットんだネタを納得させる技術も知能も足りていなかったというね。
物理的な攻撃のシーンも殴り演出が苦手らしく下手すぎ、嘘すぎてそこも興ざめ。
邦画にありがちですがw
事件の真相が見えた時点で、「なるほど!」とはまったくならないんですよねw
「しょーもな。。。」って冷めた気持ちばかりが大きく膨れていって、青ざめた顔色のまま白けムード全開でしたw
相当ねw
終盤30分は見るのが苦痛というか目を背けたい耐えがたい酷さだったなぁ。
ジョーダン・ピールとかを意識してましたよね絶対にw
たぶん『ゲット・アウト』みたいなことを目指したんだろうけど、色々と成り立ってないからね。
今年一番のズッコケ作。失敗作ですこれはただのw
物凄く説得力なかったですw
作り手の思惑の実現は完全に破綻してました。
こんなテキトーで練り込み不足の話に本気で驚いてる人ってのは、普段一体何を観ているのか気になりますよねw
ハチャメチャな展開を違和感なく受け入れさせる腕前が致命的に不足しているし、だからこそ伏線もスベっていて全然効いていない。
「なぜそれが可能なのか?」って肝心の部分で納得のいかなすぎて、受け入れられないんですよね。
アイデア止まり。雰囲気止まり。
タイトルの意味がついに判明するラストがこれまたね、背筋が凍るどころか違う意味で寒すぎるんですよねw
後半のチンケなドタバタの後だから余計にギャグとしか受け止められないよあれはw
ちゃんと怖く、気持ち悪くしたいなら、これはもっと頑張らないとならない話でした。
でも、やりたいことは分かるし、その方向性は嫌いじゃないので、マジでまた何か似たような映画作ってください。
おつかれさまでした。