このプロダクションは酷いタイトル(というか邦題)が続いてますが、作品自体はそんなに悪くは無いと思うんですよねw
古代民族を滅ぼした謎の地球外生命体が長い眠りから目覚めて、田舎の住民を襲いまくるSFホラーです。
アル中の保安官と肉体派の野蛮な科学者を中心に、この凶暴な宇宙人と対決します。
もはや斬新さはゼロなんですが、これが結構良く出来てるw
もちろん低予算なのでCGは安いですが、モンスターが襲ってくる場面はちゃんと怖いし、ホラーとしての緊張感もある。
スリリングなサスペンス・シーン満載で頑張っています。
リドスコの『エイリアン』丸出しのH・R・ギーガー風クリーチャー・デザインの宇宙人が、いろんな器用な攻撃によって襲ってきます。
口や手から飛び道具あるし、胸に小さい宇宙生物がくっ付いていて、接近戦でピンチになると飛んできたりしますw
後半はほぼ夜の暗闇で展開するので、部屋の電気を全部消して鑑賞することをオススメします。
それでも時々何をやっているのか分からないけどw
最もこだわっていたのは、グロテスクな特殊メイクアップですね。
その手のファンの方にはアピールできていると思いますw
B級映画界のスター、『デス・レース2』以降で知られるルーク・ゴスさんも出ていたりするので、それなりにちゃんと作ってるB級映画です。
暗すぎる画面を許すことができればそれなりに楽しめますw