そうです。
ビッグフットがネタのブレアウィッチ展開をなぞります。
ホラー番組のスタッフが性懲りもなくビッグフット探しに怪しい森に突っ込んでいって、これみよがしに死んでいくという古典的なストーリーになってますw
ビデオカメラ大好きなアホな白人が毎度のことながらの軽いノリで騒いで、ギクシャクする人間関係のパターンを踏んで、勝手にパニクって、順調に全滅というあるあるフッテージが残ってましたw
これはなんかなぁ。。。やってることは普通のファウンド・フッテージですねw
無難な出来の可もなく不可もないファウンド・フッテージになってました。
映画としてはそれが一番面白くないのかもしれないけどw
ただ、ビッグフットでありながら、ビッグフットじゃないのが本作でした。
ビッグフットだ、ビッグフットだって散々思わせてたし、ビッグフット・ハンターらしき雰囲気醸し出すオッサンも出てきて、ビッグフットの気配も感じさせて、後半はそろそろ登場するなぁなんて期待する。
でも、何やら様子が怪しくなって、ビッグフットっぽくない「ピカーッ!」ってゆーこの世のモノとは思えない技がまばゆく発信されます。
作り手が、たぶん途中でやめたんでしょうねw
場当たり的に思いついて、ビッグフットにしないことに決めたんだと思うw
ただのノリでww
当初はビッグフットにするつもりだったけど、「ビッグフットにするのやっぱり止めた!」ってダダをこね出す終盤。
唐突すぎてズッコケましたw
ラストはアホ丸出しの「ビッグフットじゃない。ビッグフットじゃない!Ahhhhh!」の雄たけびが空しく響き渡ります。
「カメラを止めるな」の名台詞がさりげなくサクッと挿入されたりしたし、「ビッグフット」を衝動的に拒絶し出す辺りは赤子のわがままを見ているようで微笑ましくもある。
もしかしたら野心作で、もしかしたら面白かったのかもしれないですw
自信ないですがw
UMA物では見せ方が絶妙で、展開もスリリングだった『イグジスツ』がベスト作かなぁ。
エドゥアルド・サンチェスほどの才能を望むのは酷ってもんですがw
それなりにいいフッテージであることは間違いないです。
今宵、『ビッグフット・ハンター』を観ました。
ありがとうございました。