After Dark Films特集の真っ最中ですが、ちょっとお休みして無関係な映画の紹介ですw
結構怖かった。
引っ越してきた新居で、家族が家に潜む何者かに脅かされる話。
こーゆー話は散々作られてきたので、もはや真新しさは皆無。
まぁ、でも良く出来ていたと思いますよ。
何が起きてるのかかなり早い段階で分かるように作られています。
たぶんネタバレでもなんでもないと思いますが、要するに『ハングマン』ですねw
『ディスコード』や『ザ・ボーイ 人形少年の館』にも近い怖い話です。
こっちの二つは、そのネタバレ部分が後半まで分からないようになっていて、肝心のミステリーネタでしたが。
いやでも、実際にこんな事件があるみたいですよね。
知らない人が自宅の屋根裏に長い期間暮らしていて、住民がそれを知らずに生活していたというw
不法住居者は社会問題ってことで、そんな事情を元にサイコ・ホラーとして作られたのがコレ。
『ハングマン』はイマドキなPOV演出だったけど、『ウィズイン 恐怖の潜む家』は正統派。
怖がらせ方がお約束ではありますが、撮り方が巧かったです。
前半はオバケ映画のように思わせる演出で、クローゼットの扉が勝手に開いたり、睡眠中に布団が勝手に動いたり。
だけど、そこに仕掛けがあるんですよね。
正体が判明してからは、それがいつ出現して物理的な攻撃で襲ってくるのか分からないのでドキドキしました。
家の内部を縦横無尽に動き回り、通風孔やら色んな隙間から器用に登場しますw
闇に隠れて気配消しながら上手に生活してました。
なかなか面白い生態でした。
特に秀でた作品ではないですが、楽しめると思います。
怖くて、気持ち悪くて、後味も悪くてよかったです。
ホラーをそれなりに分かっている人が作ったんだろうなとは推測できます。
ムダに主役の女の子のシャワーシーンや着替えシーンを挿入してくるサービス精神は好意的に受け止めましたw
主演のエリン・モリアーティが可愛かった。
それだけでも観る価値アリw