『ダーク・アンド・ウィケッド』

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父親が倒れたよってことで、ヤギ牧場の田舎実家に久しぶりに帰省した姉弟でしたが、理解しがたいオカルトの力によって、不吉な現象連発する1週間が始まって、ヤギも人間も正気を失い、無惨な死を迎えてしまう地獄ホラー『ダーク・アンド・ウィケッド』がメチャクチャ怖かったです。

ダークすぎ。ウィケッドすぎ。

ヤギがいて、田舎であること以外に何も問題なかったはずの長閑な実家が、理由なくメチャクチャに呪われてて、家族がみんな酷い目に遭いますw

問題どころか変哲ありすぎw

実家ってどんだけクソ田舎のボロ小屋でもなんとなくホッとするもんだけど、これはこの世の場所じゃない様子のおかしさで、実家のクセに、帰った途端に逃げないとダメなレベルw

なんだか分からないけど、ド派手にスゲー呪われてるよと。

なんでなのかはもう忘れてくださいw

どーせ誰も教えてくれないし、お母さんも変な歌歌って、上の空でぶつぶつ言ってるだけで、話にならないので、実家で何があったのか全然わからないw

とにかく呪われてるんだから諦めろとw

説明も理屈もブン投げて、そんなことはどうでもいいので、不思議な呪いの攻撃だけが描かれます。

第三者にヒントもらってネットでオカルト情報検索したり、屋敷の歴史紐解いたり、霊媒師出てきたりみたいなありがちな展開ゼロ。

呪いに呪われる。

シンプルすぎるし、ストーリーらしいものもない。

これが実は一番怖いのかもしれないW

そんなわけなので、対処法なしで、成す術ありません。

どんよりと何か悪いことしか起こらないに違いないような嫌な空気立ち込めての、田舎実家が地獄になってしまいます。

月曜日から日曜日に向かっていくにしたがい、呪いがますます気持ち悪さ、不気味さ、不穏さを高めていくし、そこを表現するビジュアルも怖すぎてヤバい。

悪魔のせいなのか地獄の扉が開いたのか聖書のアポカリプスが起きたのか誰も知る由がない。

一軒家があって、いきなり呪われてて、そこにいる人たちも呪われるというだけ。

それだけの怖すぎる話。

抗えない、避けられない闇の力に一方的に呪われるだけというただひたすら怖いだけの『ダーク・アンド・ウィケッド』。

エピローグなくとっとと終わるのもカッコよかった。あの潔さ。

今思い返すと、姉を演じる女優がそもそも顔が怖いし、だからこそ怖がってる顔がもっと怖くて、そこが一番怖かったのかもしれないですw

ホラーファンは絶対に見逃せないですこんな怖い映画。

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