『ハッピー・デス・デイ』からの『ハッピー・デス・デイ2U』

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ずっと観たかったヤツ。
プライムの週末100円レンタルセールを利用してまんまと鑑賞w

スゲー面白かった。
クソワロタw

これまでも散々作られてきたタイムループ物なんだけど、『スクリーム』みたいなスラッシャー映画の世界観で起こるのが変わり種w

これまでありそうでなかったし、やってることがバカすぎて天才じゃねってと疑うとんでもない面白さw

バカでバカで凄いバカw
これでもかとバカバカしくて、バカすぎて痛快でさえあるので最高ですコレw

主人公である性悪なヤリマン女が誕生日にマスクの殺人鬼に殺されて、その日を何度もやり直し、混乱の中で犯人を見つけようとする。

誕生日に死んじゃうわけなので、タイトルは『ハッピー・デス・デイ』なのだ。

殺される度に誕生日に巻き戻るという皮肉なループが素敵。

古き良き伝統的スラッシャー映画では、殺人鬼に対抗できるのはヒロインは処女であることが土台のルールだったけど、
『ハッピー・デス・デイ』はヤリマンがヒロインなので、いきなり殺されて罰せられるのがウケます。

色んな方法で器用に殺されまくるヤリマンに爆笑w

殺されて、同じ日をループすればするほど、「現実」への対応力もついてくるヤリマン。
自分の問題も客観的に見えてきて、周囲の人間への接し方も変化していく。

ヤリマンが殺されることを繰り返すことで、人間関係に本気で取り組もうと改心していくのだ。

親との確執、学校生活、友情、恋愛。
ヤリマンがブーブー悪態つきながらも疾走する姿が印象的だw

ヤリマンならではの気の強さと根性で、自分を殺した犯人を何が何でも捕まえようと奮闘。

“「今日」は残りの人生の最初の日!”
ヤリマンは誕生日を死んでも生きるのだ。

いやー、ヤリマンヒロインならではの軽薄な人生賛歌に感動したw

『恋はデジャ・ブ』『タイムアクセル12:01』『リバース』に続く傑作。
なんて言っちゃ褒めすぎだが、どうでもいいヤリマン女のタイムリープ話なんてバカで仕方ないが、相当によく出来ているのでオススメw

そんでもって、続編はさらにブットんだバカ話に発展して、この監督が本当に天才であることが明らかになるw

単純なタイムリープ展開からマルチユニバースというトレンディなSF設定でやりたい放題にブットばすのが『ハッピー・デス・デイ2U』なのだ。

相変わらずタイトルが気が利きすぎてセンス感じますよねw

今度はヤリマンに起こった現象が、他のキャラクターの身に起こり、その原因もちゃんと明らかになる。
問題を修復するはずが話はさらに混沌としていって、ヤリマンのイライラも限界に達しますw

ヤリマン中心で展開した前作から、関わってくるキャラクターも増えて、マルチユニバースがもたらす新しい問題と新しい状況が用意される。

せっかくやり直したヤリマンの人生が台無しにされて、ヤリマンは自らの意志でファイナル・デスティネーションよろしく多彩な方法で自殺しまくるのだw

そんなわけで、続編はメチャクチャ面白かったw

1作目でも十分バカだったのに、さらに100倍ぐらいバカが進化してますw
これは間違いなく進化ですねw

たぶん脚本書いた人はバカ話を作り出す発明家。
それぐらいバカw

バカでありながら、今回も凄く良く出来ていた。
バカを意識しつつツボを心得ているので、ちゃんとハラハラするし、ちゃんとヤリマンに感情移入しちゃってるw

後半はちゃっかりウルッとさせてくれるし、あらゆるキャラクターをムダなく有効活用してくる辺りは健気だったりする。

これこそ楽しめないヤツはいない上等なエンタメだったわけです。

ジェイソン・ブラムのブランドはかつてのブラッカイマーやジョエル・シルバーを余裕で凌ぐ勢いとパワーを感じますね。
あまり予算をかけずにアイデア力と確かな脚本でサクサク製作して、効率よく稼いでるのがさすが。

向かうところ敵なしの無双プロデューサーw

『ハッピー・デス・デイ』から『ハッピー・デス・デイ2U』なんかは、間を置かず続けて鑑賞すると楽しさ1億倍w
ぜひ観てくれ!

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