これは紛らわしい邦題がいきなり気に入りませんw
まるでジェームズ・ワンの『死霊館』ユニバースの関連作品かと疑わせるような意図が邪魔ですねw
関連なんて一個もないし、内容的にも的はずれなので全然気に入らないですw
観れば分かるけど、この映画はそんなじゃないです。
オバケは出るけど、そこは話のきっかけに過ぎない。
超常現象に困っている人を騙して、インチキ除霊で稼ぐ大学生が、ガチで呪われた屋敷の除霊を頼まれてしまうのだが。。。
そんな話なんですが、いつものオバケ映画のように思わせて、途中から違う映画へと変貌しちゃいます。
なかなか頭を使っていて、良く出来ていました。
マニュアル通りにインチキ除霊するつもりが、霊感高すぎるリーダーの女の子が本気でオバケを見まくって事態は急変。
オバケが普通にバンバン出てきて、コリャなにやら様子がいつもと違うぞとなりますw
そこからはもうヤバいヤバいw
お化け屋敷の呪われた事情が明らかになってきて、まるで『悪魔のいけにえ』のようなサイコな展開へとなだれ込みます。
オバケの時点で十分怖いのに、サイコもかよってなりましたw
とゆーか、一転してサイコがオバケを凌いでくる後半がブットばしてました。
当初はゴリゴリのオバケを期待していたので、映画の印象も変わるんだけど、無理なく展開させてくるので違和感はなかったです。
面白い試みだなぁって感心しちゃいましたw
実際サイコすぎてオバケより怖かった。
役者のサイコパフォーマンスの迫力がハンパなかったのでぜひ一度。