ジェイソン・ブラム製作なんだと勝手に思い込んでいたんだけど、ジェイソン・ブラムが絶賛してただけなんですねw
すみませんでしたw
でも、絶賛してただけあって凄く怖かったですよ。
新型コロナウイルス時代の呪いってことで、みんなでワイワイ現場に直接集まって色々できないので、おうち時間使って、リモートでオバケ呼びましょうてことになったんでしょうね。
いやー、コロナはそれまでの人間社会の常識や慣習を激しく変えてしまったよなぁってしみじみと思いました。
コロナに負けないで、オバケを意地でも降臨させたいのが人間ってもんです。
そんなわけで、なにやらリモート降霊会ってことになり、霊能者のおばさんと仲間5人でZOOMで集まって、酒飲みながら軽い気持ちで悪フザけ態度でやってみたら、マジのオバケが激怒してしまい、もちろん全滅します。
接続不良でのカクカク感やいきなり音信不通になってみたり、後ろに不本意に本人以外が映ってしまい恥ずかしかったりとZOOMあるあるを満遍なく話に取り入れた意識が素晴らしいと思いました。
良く分からないアプリ利用しての画面効果が後半怖い演出に生かされて、これまでにない面白さ出してたし、オバケの攻撃がなかなかの暴力性と嫌がらせ力。
似たような『アンフレンデッド』よりずっと上品で地味ですが、飲み会ぐらいのテンションでの仲間同士の集会だったはずなのに、いきなり怖くなるあたりはゾッとしましたね。
仲間が順番にバタバタと消えていき、本人を残してPCのカメラ画面のみ残されていくのもめちゃくちゃ怖かった。
ZOOMであろうが、対面であろうが、降霊する時にオバケはナメちゃダメなんですね。
敬意と礼儀持って接しないとこんなことになるんだもん。
ZOOMで降霊会開くときはちゃんとルールに従って、自宅だからこそ緊張感持って、失礼のないように心がけてください。
コロナは見えないが、オバケも見えないので、見えない相手だからこそ、気は抜いちゃダメ。
コロナにはワクチンという対抗措置があるけど、オバケは融通利かないし、交渉も説得も無理だしね。仲直りも難しい。
だから、決めた。
ZOOMで降霊するの止めますオレは。
そんな予定ないけど、あったとしてもやらないですきっと。
タメになったいい映画でした。
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