『殺人遊園地』
遊園地のお化け屋敷で正体不明の殺人鬼にティーンが殺される話です。
オバケ屋敷はやっぱ怖いなぁと思いました。
もちろんすべてが作り物だけど、悪趣味で気持ち悪いし、もーね、あの雰囲気が耐えられないです。
結構前に観た『ハロウィン・レポート』とか死にそうなほど本気で怖かったもん。
オバケ屋敷はオレみたいな怖がりにはもはやアトラクションじゃないですよねw
お祭りのオバケ屋敷とか程度でもスゲー子供の時に行って以来です。
あんな恐怖が支配した空間にお金払って、好き好んで突っ込んでいくなんてどうかしてます。身の危険を感じるので、生きている間は二度と、絶対に行きませんw
『殺人遊園地』は決して良く出来ているとは言えませんが、オレには十分怖かった。夜の閉鎖されたお化け屋敷に侵入するなんて正気とは思えませんでしたw
トビー・フーパーの『ファンハウス』を思わせる設定でしたが、こっちのほうは本当のキチガイが出てこなかった分、「常識的」な展開になります。
まぁ、スラッシャー映画に近いですね。残酷表現は頑張っていました。
そこそこ楽しめます。
『フロンティア』
フランス映画は意外とバイオレンスに定評がありますね。
これも悪くなかったです。
パリで激化する暴動から逃れてきた4人の男女が、国境付近の宿に泊まったら、『悪魔のいけにえ』な目に遭う話。
とにかく世の中には社会通念だの常識だのに囚われず、独自の思想や伝統に基づいた生活文化を築いている人たちがいるのだ。
4人の男女は一般的には反社会的な悪党と思われる輩だが、世の中って上には上がいるというか、世界は広いなぁって思いますねw
地上でありながら、話の通じない常軌を逸した異世界で地獄を見ることってあるんですよね。
都会から離れたフロンティアすぎる土地で、都会人がナチ思想の人肉嗜好の一家と殺し合いを展開するゴリゴリのスプラッター。
描写は本気度が高いし、キチガイ一家の生態も良く描けていて、緊張感のあるホラー。
なかなかいい映画だと思いました。