オススメ動画のまとめサイトに投稿されたある女性の自殺動画が話題となり大ヒットするが、その真偽と匿名ユーザーの正体を確かめようとサイト側が調査に乗り出すファウンド・フッテージ。
これは面白そうなコンセプトだし、本気で期待高めで鑑賞しました。
なんか惜しかった。
やりたいことは分かるんだけど、怖がらせるための設計が説明不足で不親切。
悪くないとは思ったんだけど、肝心な部分が作り込めてないので、結局は「弱い」話に終わってるw
詰めが甘いっつーかね。
なんとなく匂わせて終わらせた感じw
話の発端である自殺動画自体の出来がまず酷いw
もはや子供の工作w
「スゲー!」って感動するほどの理由が見いだせない。
だから、鑑賞者に対して大きな説得力が生まれなかった。
これは致命的でしたね。
展開自体は好きですよ。
前半は特に面白かった。
主要キャラクターの性格が良く描かれてるし、会社内での人間関係も的確で、動画発見からの筋の運びも要領がいい。
ミステリーとして興味を引くので、飽きずに観ることができます。
中盤にある知名度抜群の歴史的殺人鬼にまつわる仮説をドドーンと発表するんだけど、それからが映画として失速してしまうのだ。。。
バリバリ映るそいつが結局何をしたいのか分からな過ぎて消化不良なんだよねw
そいつが実体のある存在なのかさえ不明なので、新手の闇サイト殺人なのか完全なオカルトと言っていいのかも自信ないw
もうちょっとピンとくる情報欲しかったよねw
『スクリーマーズ 写っていないはずの悪夢』は曖昧な世界観のせいで、手際は凄くいいのに、ファウンド・フッテージとしてもったいなかった。
全体的に残念と言えるけど、まぁ一応怖い映画ではありましたw
調査先でカメラが色々な不気味なモノを映すんだけど、そこそこセンスの感じさせる捉え方で、結構怖い。
「スクリーマーズ」っていうだけあって大いに絶叫しまくってたw
結局、それがやりたかっただけかのかもしれないがw
アイデアは良かったです。
観ても観なくても支障はないけどw